野球殿堂博物館で、日本運動協会100周年のコーナー展開催中です!
2020年(令和2年)10月27日(火)[ブログ番号:3]
博物館めぐりシリーズ #1
東京ドーム内に、日本初の野球専門博物館「野球殿堂博物館」があります。
先月、ここの公式ツイッターを見ていましたら、『コーナー展「日本運動協会 創立100周年」を開催中』という投稿を見つけ、「おっ、これは!」と思いました。
「日本運動協会」とは、日本初のプロ野球チームと言われていて、結成から数年で解散を余儀なくされた、言わば「幻のチーム」。
私は、以前よりこのチームのことに関心があり、今年が創立100周年ということも知っていたのですが、幻のチームゆえ、記念イベントはおろか、言及するメディアすらほとんどない状況で、少し寂しさを感じていました。
そんな中、先のツイッターを見たので、「これは行かねば」と思って行ってきました!
👇東京ドーム21番ゲートの横に野球殿堂博物館はあります。入口は独立しているので、東京ドームの中に入らなくても入場できます。

👇独特なデザインの入口です。入場料は大人一人600円です。

👇なんと、館内は選手等の写真、映像以外は写真撮影OK!

👇プロ野球のみならず、学生野球や社会人野球なども含め、日本の野球の歴史をテーマにした博物館です。さまざまな貴重な資料やユニホームなどが展示されていました。



👇日本の野球界の発展に大きな貢献をした人たちの功績を讃える、「野球殿堂」も館内にありました。

👇殿堂入りした人は、表彰レリーフ(ブロンズ製胸像額)が展示されます。

👇今年は3人が殿堂入りしましたが、そのうちの1人、田淵幸一さんのユニフォームも展示されていました。「法政三羽ガラス」として六大学野球で活躍し、プロ野球の阪神タイガースと西武ライオンズで、通算474本ものホームランを放った名選手です。

それで、お目当ての「日本運動協会 創立100周年」の展示ですが、ほんの1ケースが展示されているのみでした。
やはり数年で解散したチームだけあって、あまり資料(とくに物的な資料)は残っていないんでしょうかね。
でも、野球史研究者や私のような野球史愛好家以外にはほぼスルーされているといっていい日本運動協会のことを取り上げて展示していただけたのは、とても嬉しかったです。
👇展示は12月6日までです。

日本運動協会については、また後日のブログで!
以上