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世界最大の貝塚、加曽利貝塚に行きました!

2021年(令和3年)9月6日(月)[ブログ番号:49]

縄文時代の人が、採取した貝や魚、動物、木の実などを食べた後にゴミとして捨てたものが堆積した場所が「貝塚」です。

この貝塚は、日本国内では約2400箇所が確認されていますが、関東地方に集中し、東京湾岸の地域では800箇所も発見されています。さらに、そのうち120箇所は千葉市内にあり、千葉市は日本で一番貝塚の多い自治体となっています。

その中でも、加曽利貝塚は大規模な環状集落跡が良好な状態を保ったまま発見され、世界最大の貝塚となっています。2017年には、国の特別史跡にも指定されています。

加曽利貝塚は、約5000年前の集落跡である北貝塚と、約4000年前の集落後である南貝塚で構成されています。

👇現在は、加曽利貝塚縄文遺跡公園として整備されています。

👇貝塚の中央部にある、千葉市立加曽利貝塚博物館です。貝塚もさることながら、こちらも博物館も1966年(昭和41年)開設ということで、かなり年季が入っていました。

👇博物館の前にあった顔はめパネルです。真ん中の可愛らしいキャラクターは、加曽利貝塚のPR大使である「かそりーぬ」です(^○^)

👇貝塚の断面が移植され展示されていました。いろんな貝殻が堆積していました。

👇縄文時代の人の服装や石器等が展示されていました。

👇貝塚からは、埋葬された犬の骨も出土したそうです。犬の足の骨折を治療した跡や、餌を与えていた形跡もあり、縄文時代の人は犬を大切に扱っていたようです。

👇やはり私は食いしん坊だから、縄文時代の人の食べ物に興味があります(*^_^*)

👇縄文時代の人は結構グルメですね〜。でも、肥満の人はほとんどいなかったと考えられています。やっぱり、食糧を獲ったり、いろいろな労力を使うのでカロリー消費量が多いんでしょうね。現代人は楽をしすぎかも(^_^;)

こじんまりしつつも、なかなか充実した面白い博物館でした!

加曽利貝塚は明治時代から発掘が行われ、考古学の世界ではとても貴重な遺跡だと認識されていました。

しかし、一般的には縄文時代の遺跡の重要性は今ほど理解されておらず、なんと、高度成長期には加曽利貝塚に工場を建設するという計画があったそうです。

そこで、地元の高校の先生などが保存を訴える運動を展開、市民の署名が1万名を超えるなど大きな関心を呼び、千葉市は加曽利貝塚の土地を地権者から買収して公園として整備することになったのです。

千葉でもナショナルトラストのような運動があったんですね〜!

👇北貝塚にある断面観覧施設です。

👇施設の中では、発掘されたそのままの断面を見ることができました。ドアを開けると、土の匂いがかなりしました!

👇南貝塚では、小さな丘を切り通して断面が見学できる施設がありました。

👇こちらは貝塚から断面を剥ぎ取って板に固定するという手法で展示されています。

👇竪穴住居が復元されているエリアもありました。

👇竪穴住居にお邪魔することもできました*\(^o^)/*

ところで、加曽利貝塚は海からは結構距離がありますが、どうやって貝を仕入れていたんでしょうか?

それは海で採った貝を丸木舟に乗せて、川を登って運んできた、と考えられています。

👇加曽利貝塚近くを流れる坂月川です。この辺りに船着場があったみたいです。

👇これは、千葉県匝瑳市の遺跡から出土した縄文時代の丸木舟の複製です。おそらくこんな舟に貝を積んで運んでいたんでしょうね。

以上

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